《コゲラの子別れの儀式》

コゲラが２羽追いかけっこするように桜並木や宇治川沿いの岸辺の木々を飛び回っていた。スピードも持久力もスズメの比ではなかった。どうやら子別れの儀式のようである。しばらく見ていると・・・とうとうここで置いてけぼりにされたようだった。 置いてけ堀 　江戸本所の堀の名。本所七不思議の一。釣りをして帰ろうとすると、水中から 『置いてけ、置いてけ』 と呼ぶ声がして、魚を返すまで言いつづけたという。転じて、「置き去りにする」 こと。 by デジタル大辞泉より引用 　cf. ダイサギの子別れ　儀式 　cf. コジュケイの珍しい習性　子別れ 　cf. 旅立ちのときを見守る 　cf. ・・・　旅立ち　・・・ 　cf. ビンズイの得意技 　cf. キツツキ科の特徴 　cf. キツツキの三点確保術

（コメント：　好酉）

命名：　「高瀬の魚形尾羽」　cf. 写真�B

写真�B 　よく幹をはっているので解らなかったが、コゲラの尾は 魚の尾のようでおもしろい。 写真�A�C 　雄は後頭の左右に赤い斑がある。 めったに見えないらしいが、まぐれにも撮れていた。

（コメント & 写真�A�B�C提供：　高瀬）

《 止り方にご注目！　》

止っているのではない、歩いているのだ。　写真�E のような普通の止り方では、カニの横ばいのようにしか歩けないだろう。　写真�Fのコゲラはまるでリスのように枝の上をまっすぐ歩くことが出来るのだ。 　cf. ビンズイの得意技 　cf. コサギの綱渡り

（コメント：　好酉）